※内容は掲載当時の情報です。何卒ご了承下さい。
東日本・西日本などで記録的な猛暑に見舞われた昨年、熱中症による救急搬送数は、統計を取り始めて過去最高となる9万人超となりました。
熱中症になる人が多いのは7月中旬から8月上旬ですが、先月、5月としてはめったにない暑さが続き、熱中症で搬送される人も相次ぎました。
夏本番の暑さを迎える前に“熱中症対策”始めませんか?
東日本・西日本などで記録的な猛暑に見舞われた昨年、熱中症による救急搬送数は、統計を取り始めて過去最高となる9万人超となりました。
熱中症になる人が多いのは7月中旬から8月上旬ですが、先月、5月としてはめったにない暑さが続き、熱中症で搬送される人も相次ぎました。
夏本番の暑さを迎える前に“熱中症対策”始めませんか?
【1】熱中症になりやすいのは○○?
●熱中症になりやすい人とは?
熱中症になりやすい人として「子ども」「高齢者」「スポーツをする人」「屋外で活動する人」はイメージしやすいかと思います。
それ以外にも「キッチンで火を使う人」「脱水症状の人」「持病がある人・体調不良の人」「普段から運動不足の人」も注意が必要です。
こう見てみると、意外と多くの人が自分にも当てはまると感じるのではないでしょうか。
その他には「暑さに慣れていない人」も要注意。
1年で熱中症になる人が最も多いのは7月中旬から8月の上旬とお伝えしましたが、これは梅雨が明けて、気温がぐんと上昇する時期と一致します。
急に暑くなった日や、暑いところで活動する日には、熱中症にかかりやすい状態になっていないかチェックするようにしてくださいね。
●どんな時に熱中症が起こりやすい?
「気温が30℃を超えるような暑い日」はもちろん、「風が弱い日」や「湿度が高い日」も熱中症が起こりやすくなります。
また、「日差しが強い時」は直射日光だけでなく、照り返しにより熱中症の危険が高まるので、地面に近い場所にいる身長の低い人や子どもは注意が必要です。
●熱中症になりやすい場所は?
熱中症の発生場所(※)の統計を見ると、1位はなんと住居(40.3%)、つまり屋内で起こっています。
2位の道路(13.4%)、3位の公衆[屋外](12.8%)と比較してもかなり多いことが分かります。
屋内でも熱気や湿気がこもりやすい場所(風呂場、階層の高い部屋)や、熱帯夜の続く夜間は熱中症が起こりやすいため、窓を開ける・冷房をつけるなど空調を整えましょう。
※平成30年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況【総務省】より
熱中症についてはこちらの健康コラムもご参考ください。
熱中症になりやすい人として「子ども」「高齢者」「スポーツをする人」「屋外で活動する人」はイメージしやすいかと思います。
それ以外にも「キッチンで火を使う人」「脱水症状の人」「持病がある人・体調不良の人」「普段から運動不足の人」も注意が必要です。
こう見てみると、意外と多くの人が自分にも当てはまると感じるのではないでしょうか。
その他には「暑さに慣れていない人」も要注意。
1年で熱中症になる人が最も多いのは7月中旬から8月の上旬とお伝えしましたが、これは梅雨が明けて、気温がぐんと上昇する時期と一致します。
急に暑くなった日や、暑いところで活動する日には、熱中症にかかりやすい状態になっていないかチェックするようにしてくださいね。
●どんな時に熱中症が起こりやすい?
「気温が30℃を超えるような暑い日」はもちろん、「風が弱い日」や「湿度が高い日」も熱中症が起こりやすくなります。
また、「日差しが強い時」は直射日光だけでなく、照り返しにより熱中症の危険が高まるので、地面に近い場所にいる身長の低い人や子どもは注意が必要です。
●熱中症になりやすい場所は?
熱中症の発生場所(※)の統計を見ると、1位はなんと住居(40.3%)、つまり屋内で起こっています。
2位の道路(13.4%)、3位の公衆[屋外](12.8%)と比較してもかなり多いことが分かります。
屋内でも熱気や湿気がこもりやすい場所(風呂場、階層の高い部屋)や、熱帯夜の続く夜間は熱中症が起こりやすいため、窓を開ける・冷房をつけるなど空調を整えましょう。
※平成30年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況【総務省】より
熱中症についてはこちらの健康コラムもご参考ください。
【2】暑さに負けない体づくりのポイント
熱中症を予防するためには、体を暑さに慣らしておき、暑さに対処できるようになることが大切です。
ここからは暑さに負けない体づくりのポイントをご紹介します。
◎食事
私たちの体の中で体温の調整役をしているのが“ビタミンとミネラル”です。
朝昼晩の3食(主食・主菜・副菜)をしっかり食べること、
特に野菜は旬の夏野菜や色が濃いものを食べるように心がけましょう。
また、食欲が出ない時は、調味料(酢など)や香辛料(唐辛子・胡椒など)、香味野菜(大葉・ニンニクなど)を取り入れるのもおすすめです。
◎運動
運動不足の人は汗をかく機能が低下しているため、熱中症の危険が高まります。
早朝や夕方など涼しい時間帯に運動をする習慣をつけましょう。
ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操など軽い全身運動がおすすめです。
◎入浴
体温調節機能を上手く働かせるためには、普段から汗をかくことが大切です。
シャワーで済ませず、湯船にゆっくりつかって汗をかきましょう。
また、入浴の前後には水分補給もお忘れなく。
◎空調や体温調節
冷房だけに頼らず、扇風機やカーテン、打ち水などを活用しましょう。
冷えすぎないよう上着で調節したり、扇風機で空気を循環させるのも大切です。
◎水分補給
のどの渇きを感じた時には、人の体は脱水症状になっています。
のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。
ミネラル豊富な麦茶やルイボスティーがおすすめです。
◎衣服
通気性のよい綿や麻、吸汗速乾素材の服を選んで着ましょう。
そして、外に出る際には帽子や日傘もお忘れなく。
ここからは暑さに負けない体づくりのポイントをご紹介します。
◎食事
私たちの体の中で体温の調整役をしているのが“ビタミンとミネラル”です。
朝昼晩の3食(主食・主菜・副菜)をしっかり食べること、
特に野菜は旬の夏野菜や色が濃いものを食べるように心がけましょう。
また、食欲が出ない時は、調味料(酢など)や香辛料(唐辛子・胡椒など)、香味野菜(大葉・ニンニクなど)を取り入れるのもおすすめです。
◎運動
運動不足の人は汗をかく機能が低下しているため、熱中症の危険が高まります。
早朝や夕方など涼しい時間帯に運動をする習慣をつけましょう。
ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操など軽い全身運動がおすすめです。
◎入浴
体温調節機能を上手く働かせるためには、普段から汗をかくことが大切です。
シャワーで済ませず、湯船にゆっくりつかって汗をかきましょう。
また、入浴の前後には水分補給もお忘れなく。
◎空調や体温調節
冷房だけに頼らず、扇風機やカーテン、打ち水などを活用しましょう。
冷えすぎないよう上着で調節したり、扇風機で空気を循環させるのも大切です。
◎水分補給
のどの渇きを感じた時には、人の体は脱水症状になっています。
のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。
ミネラル豊富な麦茶やルイボスティーがおすすめです。
◎衣服
通気性のよい綿や麻、吸汗速乾素材の服を選んで着ましょう。
そして、外に出る際には帽子や日傘もお忘れなく。
【3】熱中症かも?と思ったら
涼しいところで過ごすのが一番とは分かっていても、
暑い日に出かける用事があったり、作業しなければいけない時はありますよね。
もし、自分自身や周りの方に熱中症を疑う症状がみられた時は、以下の応急処置(※)を参考にしてください。
チェック①【意識があるかどうか】
はい→「涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ体を冷やしましょう」
いいえ→「救急車を呼びましょう」
チェック②【水分・塩分を自力で摂取出来るかどうか】
はい→「水分・塩分を補給しましょう」
いいえ→「医療機関を受診しましょう」
チェック③【症状がよくなったかどうか】
はい→「そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅しましょう」
いいえ→「医療機関を受診しましょう」
暑い日に出かける用事があったり、作業しなければいけない時はありますよね。
もし、自分自身や周りの方に熱中症を疑う症状がみられた時は、以下の応急処置(※)を参考にしてください。
チェック①【意識があるかどうか】
はい→「涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ体を冷やしましょう」
いいえ→「救急車を呼びましょう」
チェック②【水分・塩分を自力で摂取出来るかどうか】
はい→「水分・塩分を補給しましょう」
いいえ→「医療機関を受診しましょう」
チェック③【症状がよくなったかどうか】
はい→「そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅しましょう」
いいえ→「医療機関を受診しましょう」
◇◆管理栄養士の独り言◇◆
3年前、1台しかないクーラーの調子が悪く、7月中旬まで扇風機だけで生活していたことがあります。
昨年の京都の最高気温は40℃近くになることも度々で、「今、扇風機だけだと無理かも…」とゾッとしながらニュースを見ていました。
今年の夏は平年並みの暑さと予想されていますが、梅雨時も暑い日が続くようですので、くれぐれも注意が必要です。
今のうちから少しずつ暑さに備えて体を整えておき、特に暑い日には無理せず、なるべく涼しい場所でお過ごしください。
昨年の京都の最高気温は40℃近くになることも度々で、「今、扇風機だけだと無理かも…」とゾッとしながらニュースを見ていました。
今年の夏は平年並みの暑さと予想されていますが、梅雨時も暑い日が続くようですので、くれぐれも注意が必要です。
今のうちから少しずつ暑さに備えて体を整えておき、特に暑い日には無理せず、なるべく涼しい場所でお過ごしください。
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