※内容は掲載当時の情報です。何卒ご了承下さい。
風が冷たく、外出するのがためらわれる季節となりました。
ますます運動不足が気になります。
冷え込む日でも、家の中で健康増進。『ヨガ』はいかがでしょうか?
ヨガは若い女性のエクササイズと思われていませんか?
難しいポーズや専用のウエアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、ヨガは競技スポーツと異なり、ストレッチ感覚でどこでも、どなたでもでき、様々な効果を得られる運動です。
風が冷たく、外出するのがためらわれる季節となりました。
ますます運動不足が気になります。
冷え込む日でも、家の中で健康増進。『ヨガ』はいかがでしょうか?
ヨガは若い女性のエクササイズと思われていませんか?
難しいポーズや専用のウエアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、ヨガは競技スポーツと異なり、ストレッチ感覚でどこでも、どなたでもでき、様々な効果を得られる運動です。
【1】ヨガの効果
ヨガは、インドで4000年~5000年も前から、ポーズや呼吸、瞑想をすることで、健康的な心と体を作ろうとした健康法です。
ヨガには下記のような効果が期待できるといわれています。
★血行促進★
体を動かすことで血行が促進され、冷えの改善につながります。冷え予防に役立つお食事も併せてご参照ください。
ヨガには下記のような効果が期待できるといわれています。
★血行促進★
体を動かすことで血行が促進され、冷えの改善につながります。冷え予防に役立つお食事も併せてご参照ください。
★バランスの強化★
体の左右両方を使うポーズで体のバランスを整え、転倒などの防止に役立ちます。
★関節・骨を丈夫に★
ゆっくりとした動作で関節や骨に負荷をかけ、鍛えることができます。
★リラックス★
自律神経の働きが整えられることで心身のバランスを保ちます。
体の左右両方を使うポーズで体のバランスを整え、転倒などの防止に役立ちます。
★関節・骨を丈夫に★
ゆっくりとした動作で関節や骨に負荷をかけ、鍛えることができます。
★リラックス★
自律神経の働きが整えられることで心身のバランスを保ちます。
【2】すわった姿勢でヨガにチャレンジ
ヨガの第一歩は「呼吸」です。ヨガで大切なのはポーズをとることではなく、深い呼吸です。
すわったまま、腹式呼吸を行いましょう。
まずは一息。鼻から息を吸い、吸った息でお腹を膨らませ、口からゆっくりと息を吐き出します。
深い呼吸には、神経をリラックスさせる効果や、内臓を刺激して冷えを改善する効果があるといわれています。
◆首のこわばりに ⇒『背中と首を伸ばすポーズ』
①椅子にすわったまま、両手を前に伸ばします。
②体を前に倒し、おへそをのぞき込むようにして、背中を丸めます。
首や背中が伸びるのを感じましょう。
◆肩のこわばりに ⇒『上に伸びるポーズ』
①椅子にすわったまま、両手を上へ。
肩ごと上に引き上げるイメージで行います。
②ふっと力を抜き、肩と手を下ろします。
「ゆるんだ感覚」を実感して頂けましたか?
肩を一度上げるのは、この感覚をつかむためです。
◆左右のバランス調整に ⇒『横に伸びるポーズ』
①右手を上げ、そのまま左側に倒し、体の横の部分(体側)を伸ばします。
②反対側の手も同じように行います。
腕は上がる範囲、伸ばせる範囲で構いません。
体が伸びていくのを感じ、自分が気持ちいいと思う位置を見つけましょう。
◆体を柔らかく ⇒『腰を伸ばすポーズ』
①足を前に出して、床にすわります。
ひざが曲がっても構いません。手も前に出します。
②そのまま体を前に倒します。
腰と太ももの裏側が伸びていくのを感じましょう。
余裕があれば、ひざも伸ばしてみましょう。
体が硬いから前屈は苦手、と思っていませんか。
大丈夫です。体の硬い人の方が、少しの動きで効果が得られるともいわれています。
◆リフレッシュに ⇒『胸を開くポーズ』
①手を後ろで組んで胸を開きます。
手を組めない場合は、腕を後ろに引くだけでも十分です。
②上体を前に倒し、組んだ手を上の方へ引き上げます。
姿勢は、年齢とともに前かがみになる傾向があります。
猫背になると、お腹に贅肉がつきやすくなったり、呼吸が浅くなり、心身の緊張が解放られにくくなります。
このポーズで胸のこわばりをほぐして、心身の緊張をとき、リラックスさせましょう。
すわったまま、腹式呼吸を行いましょう。
まずは一息。鼻から息を吸い、吸った息でお腹を膨らませ、口からゆっくりと息を吐き出します。
深い呼吸には、神経をリラックスさせる効果や、内臓を刺激して冷えを改善する効果があるといわれています。
◆首のこわばりに ⇒『背中と首を伸ばすポーズ』
①椅子にすわったまま、両手を前に伸ばします。
②体を前に倒し、おへそをのぞき込むようにして、背中を丸めます。
首や背中が伸びるのを感じましょう。
◆肩のこわばりに ⇒『上に伸びるポーズ』
①椅子にすわったまま、両手を上へ。
肩ごと上に引き上げるイメージで行います。
②ふっと力を抜き、肩と手を下ろします。
「ゆるんだ感覚」を実感して頂けましたか?
肩を一度上げるのは、この感覚をつかむためです。
◆左右のバランス調整に ⇒『横に伸びるポーズ』
①右手を上げ、そのまま左側に倒し、体の横の部分(体側)を伸ばします。
②反対側の手も同じように行います。
腕は上がる範囲、伸ばせる範囲で構いません。
体が伸びていくのを感じ、自分が気持ちいいと思う位置を見つけましょう。
◆体を柔らかく ⇒『腰を伸ばすポーズ』
①足を前に出して、床にすわります。
ひざが曲がっても構いません。手も前に出します。
②そのまま体を前に倒します。
腰と太ももの裏側が伸びていくのを感じましょう。
余裕があれば、ひざも伸ばしてみましょう。
体が硬いから前屈は苦手、と思っていませんか。
大丈夫です。体の硬い人の方が、少しの動きで効果が得られるともいわれています。
◆リフレッシュに ⇒『胸を開くポーズ』
①手を後ろで組んで胸を開きます。
手を組めない場合は、腕を後ろに引くだけでも十分です。
②上体を前に倒し、組んだ手を上の方へ引き上げます。
姿勢は、年齢とともに前かがみになる傾向があります。
猫背になると、お腹に贅肉がつきやすくなったり、呼吸が浅くなり、心身の緊張が解放られにくくなります。
このポーズで胸のこわばりをほぐして、心身の緊張をとき、リラックスさせましょう。
【3】ヨガでエクササイズ
◆気になるお腹の肉に ⇒『ウエストをしぼるポーズ』
①椅子の背もたれに手をおき、上体をねじります。
②左右両方とも行いましょう。
上体をねじるポーズは、ウエストの贅肉に効果があるとされます。
◆足腰の老化予防に ⇒『内ももを引きしめるポーズ』
①右足を上にし、足を組んで床やベットの上にすわります。
下腹部の中心に力を入れ、下半身全体を
太ももが上になっている右方向へ倒していきます。
②内ももを意識しながら、左右同じように行います。
また、内ももの筋肉は、意識して使わないと衰えやすい部分です。
転倒予防や失禁予防のために鍛えておきましょう。
普段使わない筋肉は、どんどん硬くなり、動かしにくくなっていきます。
例えば、腰痛。
腰痛の原因も色々ありますが、同じ姿勢でいることが多かったり、運動不足によって筋肉が硬くなっていると、痛みがひどくなることが知られています。
体が硬いから、運動は苦手だからと敬遠しなくても大丈夫です。
完全なポーズよりも、気持ちよく呼吸することを意識して、気軽に、おためしください。
ここでご紹介したヨガのポーズは、ご自宅に限らず、職場でも仕事の合間にも出来ます。
毎日少しずつ、筋肉をほぐしていきましょう。
①椅子の背もたれに手をおき、上体をねじります。
②左右両方とも行いましょう。
上体をねじるポーズは、ウエストの贅肉に効果があるとされます。
◆足腰の老化予防に ⇒『内ももを引きしめるポーズ』
①右足を上にし、足を組んで床やベットの上にすわります。
下腹部の中心に力を入れ、下半身全体を
太ももが上になっている右方向へ倒していきます。
②内ももを意識しながら、左右同じように行います。
また、内ももの筋肉は、意識して使わないと衰えやすい部分です。
転倒予防や失禁予防のために鍛えておきましょう。
普段使わない筋肉は、どんどん硬くなり、動かしにくくなっていきます。
例えば、腰痛。
腰痛の原因も色々ありますが、同じ姿勢でいることが多かったり、運動不足によって筋肉が硬くなっていると、痛みがひどくなることが知られています。
体が硬いから、運動は苦手だからと敬遠しなくても大丈夫です。
完全なポーズよりも、気持ちよく呼吸することを意識して、気軽に、おためしください。
ここでご紹介したヨガのポーズは、ご自宅に限らず、職場でも仕事の合間にも出来ます。
毎日少しずつ、筋肉をほぐしていきましょう。
◇◆管理栄養士の独り言◇◆
欧米諸国では、ヨガが代替医療の1つとして注目されているそうです。
ヨガが直接、病気を治すことはありませんが、ヨガには、病気や怪我を抱えていても取り組めるといった特長があります。
いまや医療は、様々な治療や手術によって命を救うということだけではなく、病気や怪我によって失われた生きがいや人生の楽しみを取り戻すことができるか、病気や障害を抱えながらもいかに「より良く」生きるか、生活の質(QOL(=Quality of Life)が問われるようになってきています。
また、時代は「治療」から「予防」へと変わりつつあります。
病気になったら治すという「治療医学」に対して、食生活、運動、生活習慣などを正し、病気にならないように未然に防ぐ医学を「予防医学」といいます。
健康増進のため、こまめに体を動かし、適度な運動習慣を身につけておくことが大切ですね。
ヨガが直接、病気を治すことはありませんが、ヨガには、病気や怪我を抱えていても取り組めるといった特長があります。
いまや医療は、様々な治療や手術によって命を救うということだけではなく、病気や怪我によって失われた生きがいや人生の楽しみを取り戻すことができるか、病気や障害を抱えながらもいかに「より良く」生きるか、生活の質(QOL(=Quality of Life)が問われるようになってきています。
また、時代は「治療」から「予防」へと変わりつつあります。
病気になったら治すという「治療医学」に対して、食生活、運動、生活習慣などを正し、病気にならないように未然に防ぐ医学を「予防医学」といいます。
健康増進のため、こまめに体を動かし、適度な運動習慣を身につけておくことが大切ですね。
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