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※内容は掲載当時の情報です。何卒ご了承下さい。
突然ですが、普段体重計にのっていますか?
ご自宅に体重計があっても、実際に毎日はかっている方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は「ちょうどいい体重」をテーマにお届けします。
突然ですが、普段体重計にのっていますか?
ご自宅に体重計があっても、実際に毎日はかっている方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は「ちょうどいい体重」をテーマにお届けします。
【1】ちょうどいい体重とは?
「BMI(ビーエムアイ)」という値はご存じでしょうか。
これは、Body Mass Indexの略で、体重(kg)÷身長(m)の2乗で出すことができ、肥満や痩せすぎの判定に用いられています。
「痩せていても、太っていても死亡率が高い」こと、BMIの値が18.5~24.9の間が死亡率、生活習慣病などの有病率・発症率が低いことから、日本肥満学会が以下のように基準を定めています。
・18.5未満…「低体重(痩せ)」
・18.5以上25未満…「普通体重」
・25以上…「肥満(※)」
※ 肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類
さらに日本人の食事摂取基準(2020年版)では、年齢別に目標とするBMIの範囲が以下のように設定されています。
・18~49歳…18.5以上25未満
・50~64歳…20.0以上25未満
・65~74歳…21.5以上25未満
・75歳以上…21.5以上25未満
これをBMIが20の方に当てはめてみると…。
18歳の方は「普通体重」、50歳の方も「普通体重」です。
ただし、65歳の方では「低体重(痩せ)」と判定されます。
理由としては、特に65歳以上の高齢者では、脳卒中をはじめとする疾病予防とともに、低栄養や介護が必要になる前段階の状態を予防するためにもある程度の体重を保つことが大切だと考えられるようになってきたからです。
50歳を過ぎると、肥満も気をつける必要がありますが、低体重(痩せ)にも注意が必要ですね。
では、ご自身のBMIがいくらか実際に計算してみましょう!
計算には電卓やスマホの電卓機能があると便利ですよ。
例えば、身長が155cm・体重55kgの40歳代の方であれば、身長(m)の2乗は1.55×1.55=2.4025
体重(kg)をこの数字で割ると、55÷2.4025=22.9という計算になります。
18.5以上25未満の範囲、かつ40歳代の方なので結果は「普通体重」です。
皆さんの結果はいかがでしたか?
「低体重(痩せ)」あるいは「肥満」に該当した方は注意が必要です。
これは、Body Mass Indexの略で、体重(kg)÷身長(m)の2乗で出すことができ、肥満や痩せすぎの判定に用いられています。
「痩せていても、太っていても死亡率が高い」こと、BMIの値が18.5~24.9の間が死亡率、生活習慣病などの有病率・発症率が低いことから、日本肥満学会が以下のように基準を定めています。
・18.5未満…「低体重(痩せ)」
・18.5以上25未満…「普通体重」
・25以上…「肥満(※)」
※ 肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類
さらに日本人の食事摂取基準(2020年版)では、年齢別に目標とするBMIの範囲が以下のように設定されています。
・18~49歳…18.5以上25未満
・50~64歳…20.0以上25未満
・65~74歳…21.5以上25未満
・75歳以上…21.5以上25未満
これをBMIが20の方に当てはめてみると…。
18歳の方は「普通体重」、50歳の方も「普通体重」です。
ただし、65歳の方では「低体重(痩せ)」と判定されます。
理由としては、特に65歳以上の高齢者では、脳卒中をはじめとする疾病予防とともに、低栄養や介護が必要になる前段階の状態を予防するためにもある程度の体重を保つことが大切だと考えられるようになってきたからです。
50歳を過ぎると、肥満も気をつける必要がありますが、低体重(痩せ)にも注意が必要ですね。
では、ご自身のBMIがいくらか実際に計算してみましょう!
計算には電卓やスマホの電卓機能があると便利ですよ。
例えば、身長が155cm・体重55kgの40歳代の方であれば、身長(m)の2乗は1.55×1.55=2.4025
体重(kg)をこの数字で割ると、55÷2.4025=22.9という計算になります。
18.5以上25未満の範囲、かつ40歳代の方なので結果は「普通体重」です。
皆さんの結果はいかがでしたか?
「低体重(痩せ)」あるいは「肥満」に該当した方は注意が必要です。
【2】どの年代が一番リスクが高い?
ここからは厚生労働省実施の「国民健康・栄養調査報告」(令和元年)を見ていきましょう。
●肥満の割合
年代別にみると、男性では40歳代が39.7%と最も高く、次いで50歳代が39.2%となっています。
一方、女性は高齢者層で肥満者の割合が高くなり、60歳代で28.1%と最も高く、次に70歳以上で26.4%となりました。
20歳以上の男性では33.0%と約3人に1人、女性では22.3%と約5人に1人は肥満となっています。
●低体重(痩せ)の割合
男性・女性ともに15歳から19歳の年代が一番多く、男性は16.3%、女性は21.0%です。
また、65歳以上の低栄養傾向(BMI≦20)の方は男性12.4%、女性20.7%と若年層と高齢者層でリスクが高いことが分かります。
ちなみに、肥満と判定された場合も全てが医学的に減量が必要なわけではありません。
例えば、力士などはいわゆる“健康な肥満”の代表例。
身体活動量が多いため、脂肪だけでなく筋肉も多いのです。
さらに高齢者の肥満の判断には、BMIだけでなくウエスト周囲長やウエスト・ヒップ比などから判定されています。
●肥満の割合
年代別にみると、男性では40歳代が39.7%と最も高く、次いで50歳代が39.2%となっています。
一方、女性は高齢者層で肥満者の割合が高くなり、60歳代で28.1%と最も高く、次に70歳以上で26.4%となりました。
20歳以上の男性では33.0%と約3人に1人、女性では22.3%と約5人に1人は肥満となっています。
●低体重(痩せ)の割合
男性・女性ともに15歳から19歳の年代が一番多く、男性は16.3%、女性は21.0%です。
また、65歳以上の低栄養傾向(BMI≦20)の方は男性12.4%、女性20.7%と若年層と高齢者層でリスクが高いことが分かります。
ちなみに、肥満と判定された場合も全てが医学的に減量が必要なわけではありません。
例えば、力士などはいわゆる“健康な肥満”の代表例。
身体活動量が多いため、脂肪だけでなく筋肉も多いのです。
さらに高齢者の肥満の判断には、BMIだけでなくウエスト周囲長やウエスト・ヒップ比などから判定されています。
◇◆管理栄養士の独り言◇◆
体重をコントロールする方法は、今現在の体重や身体状況などによっても様々ですが、一番大切なのは“毎日体重計にのること”です。
体重をはかる時のポイントは、
【食事の直後や入浴の直後を避ける】【なるべく身軽な服装にする】【毎日なるべく同じ時間に体重計にのる】です。
というのも、体重は1日のうちでも食べたものの量や排泄、入浴などによって変動しやすいので、タイミングによっては正確な体重が分からなくなってしまうからです。
個人差はありますが0.5kg~2kgまで変動することもあるようです。
特に体重管理のために測りたい方には「朝起きてトイレを済ませて朝食を食べる前」「夕食から2時間ほどたってから、入浴する前」の1日2回がおすすめです。
朝は寝ている間に汗をかいたり、トイレに行くことで体内の水分量が減るため、体重が少なめに出る方が多く、反対に夕食後に測ると食べた分が加わるため、朝より重くなる方が多いようです。
上記の時間に測定できないという場合は「昼食前」「夕食前」「就寝前」など変化の少ない時間帯に測定するようにしましょう。
体重をはかる時のポイントは、
【食事の直後や入浴の直後を避ける】【なるべく身軽な服装にする】【毎日なるべく同じ時間に体重計にのる】です。
というのも、体重は1日のうちでも食べたものの量や排泄、入浴などによって変動しやすいので、タイミングによっては正確な体重が分からなくなってしまうからです。
個人差はありますが0.5kg~2kgまで変動することもあるようです。
特に体重管理のために測りたい方には「朝起きてトイレを済ませて朝食を食べる前」「夕食から2時間ほどたってから、入浴する前」の1日2回がおすすめです。
朝は寝ている間に汗をかいたり、トイレに行くことで体内の水分量が減るため、体重が少なめに出る方が多く、反対に夕食後に測ると食べた分が加わるため、朝より重くなる方が多いようです。
上記の時間に測定できないという場合は「昼食前」「夕食前」「就寝前」など変化の少ない時間帯に測定するようにしましょう。
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